内部火災に強い
木は鉄よりも、火に強い。木は燃えるから、木造住宅は火に弱いと思われがちですが、事実は違います。2×4工法の構造材ぐらいの太さがある木材なら、燃えると表面が焦げて炭化層をつくり、酸素の侵入をガードして、火が内部に入らないようにします。燃焼実験でもおわかりのように、熱によって急激に軟化を起こしてしまう鉄と違って、どんなに周囲の熱が上がっても構造強度そのものが急激に失われることがありませんから、万一の出火でも、初期消火や避難の時間を十分に確保することができます。
2×4工法では室内の天井や壁に、石こうボードが使われています。石こうボードには、その重量の約21%に相当する結晶水が含まれています。この結晶水は、通常では安定していて発散することはありませんが、火熱を受けると熱分解を起こし、結晶水が水蒸気となって放出されます。これが2×4工法の、内部火災に対する強さのひとつになっています。 |